エンジンがかからない、ミッションが故障して走れないなど、動かなくなったトラックでも修理せずに売却できる場合があります。
「買取店まで走って持っていけないから売れない」と考える必要はありません。
不動車を扱うトラック買取業者であれば、出張査定や車両の引き取りを前提に相談できます。
むしろ売却予定のトラックでは、高額な修理をする前に、
「現状の査定額はいくらか」
「修理するといくらかかるか」
「修理後も使い続けるのか」
を確認した方が判断しやすくなります。
不動車とはいっても、状態は一台ごとに異なります。
たとえば、
などがあります。
「動かない」という結果は同じでも、必要な修理費も残っている車両価値も違います。
さらにトラックでは、故障していない部品や荷台・架装などに価値が残ることがあります。
したがって、エンジン故障=車両価値0、ミッション故障=廃車という単純な判断はできません。
故障したトラックを前にすると、最初に修理費の見積もりを取りたくなります。
ただし、本当に先に決めるべきなのは「修理できるか」ではなく、「このトラックを今後も使いたいか」です。
今後も業務で長期間使う予定があり、修理費が車両を入れ替える費用より合理的なら修理が候補になります。
一方、
という場合は、現状での売却も比較すべきです。
この段階で査定を取っておけば、「直して使う」「直さず売る」の二つを金額で比較できます。
エンジンの故障原因や修理内容によって費用は大きく変わるため、「エンジン故障なら○万円」と一律には言えません。
軽い部品交換で済む場合もあれば、エンジン本体に大きな損傷があり、高額な修理や載せ替えが必要になるケースもあります。
ここで特に注意したいのが、古いトラックです。
エンジンを修理しても、その後ミッション、電装、排気系、足回りなど別の部分で故障が続けば、修理費が積み重なることがあります。
そのため低年式車では、
「今回の修理費だけ払えばよいか」
ではなく、
「修理後にどの程度使う予定なのか」
「他の部分も含めた車両状態はどうなのか」
まで考える必要があります。
ミッションの不具合では、変速できない、ギアが入らない、異音がする、走行中に滑るなど症状が異なります。
こちらも修理内容次第で費用が変わります。
売却を予定している場合に重要なのは、修理費をかけた分だけ査定価格が上がるとは限らないことです。
例として、仮にミッション修理に大きな費用が必要だったとしても、そのトラック自体がかなり低年式であれば、修理後の査定額との差を回収できない場合があります。
したがって、
「故障しているから修理して正常な状態に戻してから売る」
と決める前に、故障した状態での査定価格を確認する方が比較しやすくなります。
不動トラックは次の3段階で考えると迷いにくくなります。
まず、「今後も使う予定があるか」です。
使い続けたいなら修理見積もりを取り、修理後にどの程度使用できそうかを考えます。
次に「現在の査定額」です。
売却を少しでも考えているなら、修理前に現状査定を取ります。
最後に、
「修理費を支払って使用を続ける価値」
と
「現状で売却して車両を入れ替える場合」
を比較します。
故障が軽く、今後長期間使えるなら修理が合理的なことがあります。
反対に、買い替え時期が近く、高額修理が必要なら、現状売却の方が合理的になるケースがあります。
動かないトラックを査定に出す場合、自分で何とか動かして持ち込む必要はありません。
問い合わせ時に、
「エンジンが始動しない」
「ミッション故障で走れない」
「事故でタイヤが動かない」
など、分かる範囲で状況を伝えます。
さらに、
なども伝えておくと、査定・引き取り方法を確認しやすくなります。
安全に走行できない状態であれば、査定のために無理に自走させない方がよいでしょう。
不動車を売る場合は、そもそも故障車を取り扱っている業者かどうかの確認が必要です。
トラックファイブの公式LPでは、事故車・不動車・車検切れについても買取対応していると案内しています。
また、全国47都道府県で無料出張査定を行っているため、自走できない車両でも現地での査定を相談できます。
査定時に提示された金額に納得した場合に契約する流れで、公式LPでは査定・出張手数料は無料と案内されています。
売却するかまだ決めていなくても、修理見積もりと比べるために現状の価値を把握したい場合には使いやすい選択肢です。
修理前査定の大きな意味は、単に売却価格を知ることではありません。
修理にお金を使うかどうかを判断する基準を作れることです。
仮に、
現状査定価格が100万円、
修理費が80万円、
修理後の予想売却価格が130万円、
という状況なら、売却のためだけに80万円を使って30万円査定額を上げても収支は合いません。
これはあくまで考え方を示す仮の例で、実際の金額は車種や状態によって異なります。
大切なのは、
「壊れているから直す」
ではなく、
「直すために使う金額を回収できるのか」
と考えることです。
特に20年落ち、30年落ちなどの古いトラックでは、故障した瞬間に「修理するか廃車するか」の二択になりやすくなります。
しかし実際には、その間に「修理せず売却する」という選択肢があります。
この3択を順番に比べます。
まず使用継続の価値が高ければ修理。
今後ほとんど使わないなら現状査定。
査定価格が付かず、再利用も難しい場合に廃車。
この考え方なら、売却できた車両を先に廃車してしまうリスクを避けられます。
古いトラック自体の価値については「20年落ち・30年落ちの古いトラックは売れる?50万km超でも査定に出す価値」で詳しく整理しています。
事故後に動かなくなったトラックでは、故障車とは少し判断が変わります。
車体前部を大きく損傷している、フレームに影響がある、足回りが破損しているなど、事故の範囲によって修理可能性も価値も変わります。
外観上かなり大破していても再利用できる部分が残っている場合がある一方、外観上軽く見えても重要部分が損傷していることもあります。
そのため、写真だけを見て所有者が「完全に廃車」と決めるより、車両状態を査定してもらった方が確実です。
事故車全般については、サイトトップの「事故車トラック・廃車トラック買取ガイド|不動車・車検切れも売却できる?」で確認できます。
エンジンやミッションが故障して動かないトラックでも、そのまま売却できるケースがあります。
特に、
という場合は、高額修理を発注する前に現状査定を取る意味があります。
一方、比較的新しく、修理後も長期間業務で使う予定であれば、修理を選ぶ方が合理的なこともあります。
トラックファイブでは不動車も買取対象として案内されているため、「修理するしかない」と決める前に現在の査定額を確認できます。
修理費と査定額の両方が分かれば、感覚ではなく金額を基準に次の行動を決めやすくなります。